| 
 - Expert Advisor - 
 大脇貴志 / 髪との暮らし。監修美容師 三重県の訪問美容室Ringo代表。美容家電が大好きで、実際に使ってきたヘアアイロンやドライヤーをレビューした、美容メディアのヘアーチルドレンを運営しています。  | 
最近はカールアイロン(コテ)の種類が多すぎて、「結局どれが髪にいいの?」「痛まないって本当?」と迷ってしまう方も多いはず。
残念ながら、ネットにある“おすすめ記事”の多くは、実際に使っていない人が書いたもの…というのが現状。ただスペックや口コミを並べただけでは、本当の「巻きやすさ」や「仕上がりの良さ」までは分かりません。
私自身、美容師として長年カールアイロンを扱い続けてきて、何十本も自分に合う1台を探して買い替えてきました。

その経験から断言すると、髪をいたわりながら美しく仕上げてくれるコテは確かに存在するということ。
こちらの記事では「もうコテ選びに失敗したくない」「納得の1本を選びたい」「痛まないのはどれ?」とお悩みの方に、かなり刺さる内容となっております。
記事の最後では、今選ぶならこれ!というイチ推しの1台もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
はじめに。カールアイロン選びで絶対に見ておきたいチェック点

カールアイロンを選ぶとき、「太さ」「デザイン」「なんか人気だから」そんな理由でなんとなく決めていませんか?
実は同じように見えるコテでも、プレート素材や温度設定によって、髪への負担や仕上がりの質は大きく変わります。

どんなに人気モデルを使っても、自分の髪質に合っていなければ「巻けるけどパサつく…」という結果になりがちです。
だからこそ、下記の4つをしっかりチェックして、自分に合う1台かどうかを確かめてみてください。
\ コテ選びのチェックポイント/
☑️ プレート素材(傷ませたくないならシルクプレート系がおすすめ!)
☑️ バレルの太さ
☑️ バレルの長さ(中間巻きが苦手、髪が抜けやすい方は要チェック!) 
☑️ 温度帯と刻み幅(熱ダメージを抑えたいなら要チェック!)
プレート素材(傷ませたくないならシルクプレート系がおすすめ!)

カールアイロンのプレート素材には「チタニウム」「セラミック」「テフロン」など様々ですが、結局どれがいいの?と迷う方も多いはず。
しかしヘアケア(傷みにくさやパサつきにくさ)を重視するなら「💧水分を残しやすい / 水分が飛びやすい」の2択に分けると、グッと絞りやすくなります。

特にヘアケア重視の方におすすめしたいのが、高温でも水分を残しやすいシルクプレート系のコテ。
シルクプレート系のコテは高温でも髪の水分が抜けにくく、仕上がりが潤いのあるプルンとしたカールを作りやすいのが特徴です。(艶感や柔らかさ、カラーの退色防止にも◎)

またシルクプレート®︎はKINUJO独自の特殊素材ですが、最近ではこの技術を参考にした「水分を残しやすい」タイプのプレートを採用するメーカーも増えています。(名称はメーカーごとで変わり「水分蒸発しにくい」など記載)

一方で、一般的なプレートは高温状態で水をかけると一瞬で蒸発するほど熱伝導が高く、リッジの効いたカールをしっかり作りたい方や、巻きがとれやすい方に向いています。
ただしそのぶん髪の水分も抜けやすいため、仕上がりのパサつきや傷みやすいといった点には注意してほしいところ。
本記事では、紹介している全モデルのプレート素材(💧水分を残しやすい/水分が飛びやすい)も記載しているので、選ぶ際の参考にしてください。
バレルの太さは何ミリがいい?

カールアイロンの太さ選びに迷ったら、下記を目安に考えると分かりやすいです。
\人気のサイズ順に紹介!/
| サイズ | 対応スタイル | 特徴・おすすめタイプ | 
|---|---|---|
| 32mm | ロング〜ミディアム | 一番人気の定番サイズ。様々なスタイルに対応でき、初めてのコテにも◎ | 
| 26mm | ミディアム〜ショートボブ | くっきりとしたカールやリッジ感を出したい方に | 
| 38mm〜45mm | ロング〜スーパーロング | ロングヘアーで、ゆるく大きなウェーブや抜け感を作りたい方に | 
| 20mm以下 | 前髪や顔まわり、後毛、ショート向き | 細かい動きやニュアンスを出したい時に | 

カールアイロンの太さ選びで迷う方は多いですが、実際によく使われているのは32mmと26mmの2サイズです。
多くのメーカーもこの2サイズを中心に展開していて、最も扱いやすく失敗しにくい定番サイズ。
一方で、38mm以上の太めや20mm以下の細めバレルもありますが、やや上級者向けで、スタイリングに慣れた方におすすめです。
中間巻きが苦手、髪が抜けやすい方は「バレルの長さ」に注目しよう

カールアイロンを使っていて「毛先は巻けるけど中間がうまく巻けない」「髪がスルッと抜けてしまう」と感じたことはありませんか?
実はその原因、「バレルの長さ」にあるかもしれません。
各メーカーで商品の見た目は似ていても、モデルによってバレルの長さは少しずつ異なります。
バレルが短いタイプは髪を挟める範囲が狭いため、毛量が多い方やロングヘアーの方だと髪が抜けやすく感じることも。

一方で、バレルが長めのモデルは中間~毛先まで髪をしっかりキャッチでき、均一で艶のあるカールを作りやすく、人気の中間から毛先まで均一なウェーブスタイルにもぴったり。
本記事では、紹介している全モデルのバレルの長さも記載しているので、選ぶ際の参考にしてください。
温度帯と刻み幅(熱ダメージを抑えたいなら要チェック!)

「髪を傷ませたくない」なら、プレート素材だけでなく温度帯と刻み幅もぜひチェックしてほしいポイントです。
実はヘアアイロンで一番大切なのは「使い方」で、どんなに良いプレート素材でも、高温で何度も髪に通せば確実に傷みます。逆に金属製プレートの安価モデルでも、低温でやさしく使えば髪へのダメージは最小限に抑えられます。

また、髪は130℃を超えると内部のタンパク質が熱変性しやすく、熱ダメージの境界ラインとも言われており、できれば130℃以下の低温設定できるモデルを選びたいところ。
さらに注目したいのが温度の刻み幅。
20℃刻みのモデルだと微調整がしづらく、例えば「140℃だと弱いけど160℃は強すぎる」なんてことも。

その点、10℃刻みで調整できるモデルなら、自分の髪質やダメージレベルに合わせて最適な温度を見つけやすくなります。
【美容師が選ぶ】コテ・カールアイロンのおすすめ10選!

人気モデルからプロ仕様まで「仕上がり」「扱いやすさ」「ダメージケア」のバランスが良いと感じたモデルのみを厳選しています。購入前の比較にお役立てください。
\ 気になるモデルをタップで解説欄へ /
| 商品名 | 価格(税込) | 温度幅 | サイズ(mm) | プレート素材 | バレルの長さ | 立ち上がり | 重さ(公式参照)※32mm | 海外対応 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() KINUJO PRO Curl  | 
¥28,000 | 100〜200℃ ※10℃調節  | 
26/32 | 💧水分を残しやすい | 長め | かなり早い | 約350g(本体のみ) | × | 
![]() 絹女〜KINUJO〜  | 
¥24,200 | 
100〜200℃ ※10℃調節  | 
26/32/38 | 💧水分を残しやすい | 普通 | 早い | 約290g(本体のみ) | ○ | 
![]() KINUJO 2WAY IRON  | 
¥29,700 | 120〜200℃ ※20℃調節  | 
26 | 💧水分を残しやすい | やや短め | 普通 | 約275g(本体のみ) | ○ | 
![]() ヘアビューロンカール  | 
約4万〜15万 | 40〜180℃ ※20℃調節  | 
S(26.5) / L(34) | 水分が飛びやすい | 長め | かなり早い ※4D以下は遅め  | 
約500g前後 | ○ | 
![]() リファカールアイロン プロ  | 
¥25,000 ※プロ+は¥29,700  | 
140〜180℃ ※20℃調節  | 
19/26/32/38 | 💧水分を残しやすい | 普通 | かなり早い | 約375g | ○ | 
![]() マグネットヘアプロ  | 
¥17,600 | 120〜200℃ ※20℃調節  | 
26/32/38 | 水分が飛びやすい | やや短め | 普通 | 約270g(本体のみ) | ○ | 
![]() ヤーマン  | 
¥22,000 | 120〜180℃ ※20℃調節  | 
32 | 水分が飛びやすい | 長め | かなり早い | 約320g(本体のみ) | ○ | 
![]() サロニア スムースシャイン  | 
¥13,200 | 80〜210℃ ※10℃調節  | 
32 | 💧水分を残しやすい | やや短め | 普通 | 約369g | ○ | 
![]() クレイツ エレメアカール  | 
¥13,200 | 40〜220℃ ※20℃調節  | 
26/32/38 | 水分が飛びやすい | やや短め | かなり早い | 約285g(本体のみ) | ○ | 
![]() アイビル D2アイロン  | 
1万前後 | 80〜190℃ ※10℃調節  | 
25/32/38 | 水分が飛びやすい | 普通 | 早い | 約340g(コード込) | ○ | 
※立ち上がりの早さ:160℃までの到達時間を独自計測(45秒以内をかなり早い、46秒〜60秒を早い、61秒〜80秒を普通、で記載)
※バレルの長さ:プレート上部を挟んだ時に、髪が挟まる範囲を独自計測した長さ
KINUJO PRO Curl

| 商品名 | KINUJO PRO Curl | 
| 価格 | ¥28,000(税込) | 
| 温度 | 100〜200℃(10℃調節) | 
| サイズ | 
32mm /  26mm | 
| 重さ | 
約350g / 32mm ※本体のみ | 
| コードの長さ | 約3M | 
| 一般発売 | なし ※Pro認証店から購入可  | 

シルクプレートで人気のKINUJO(絹女)シリーズから、美容師向けのプロモデルとして登場した特別仕様。
髪の水分を保ちながら艶を与えるKINUJO独自のシルクプレートはそのままに、一般的なコテより約2〜3cm長いロングバレルが大きな特徴です。


このロングバレルにより、ロングヘアーや毛量が多い方でも一度に広範囲を巻きやすく「毛先は巻けるけど中間がうまく巻けない」「髪が抜けやすい」といった悩みをもつ方に試してほしい1本。
またグリップやレバー、バレルの距離を絶妙に設計しており、ロングバレルでも手が疲れにくい点もプロ仕様ならでは。

さらにはクランプ部分も端から端までしっかり髪をキャッチできるため、途中で髪が逃げたり絡まったりしにくく、よりスムーズな操作感を実現しています。
温度調整は100〜200℃を10℃刻みで設定可能。シルクプレートとの相性も良く、艶を保ちながら熱ダメージを最小限に抑えた仕上がりに、今から選ぶならまずおすすめしたいカールアイロンです。

デメリットとしては国内専用で海外では使用できない点と、KINUJO公式でも一般販売されていないため、プロ認証店のみで取り扱われる限定モデルとなっています。
>> KINUJO PRO Curlの購入方法はこちらから
絹女カールアイロン

| 商品名 | 絹女〜KINUJO〜カールアイロン | 
| 価格 | ¥24,200(税込) | 
| 温度 | 100〜200℃(10℃調節) | 
| サイズ | 
38mm / 32mm /  26mm | 
| 重さ | 
約290g / 32mm ※本体のみ | 
| コードの長さ | 約2.5M | 
| その他 | 海外対応 | 

髪にやさしいシルクプレート®︎搭載で人気の絹女カールアイロン。(先ほど紹介したプロモデルで、こちらは一般販売されている通常モデル)
最大の特徴は独自の水分を残しやすいシルクプレートで、熱を加えても髪がパサつきにくく、しっとり艶感ある仕上がりをつくりやすいこと。

巻き心地も安定しており、髪をしっかりキャッチしやすい構造のため「髪がスルッと抜けやすい」という方にも扱いやすい設計です。
温度は100℃からの低温設定できる他、10℃刻みで細かく調整可能。
髪質やダメージレベルに合わせて温度を選べるので、熱ダメージを抑えたい方にもおすすめです。

また旧モデルはタッチパネル式でしたが、一部から「操作しにくい」という声もあり、現行モデルでは押しやすいボタン式に改良。
見た目のデザイン性だけでなく、使い勝手の面でも進化しています。
KINUJO 2WAY IRON

| 商品名 | KINUJO 2WAY IRON | 
| 価格 | ¥29,700(税込) | 
| 温度 | 120〜200℃(20℃調節) | 
| プレートサイズ | 
26mm | 
| 重さ | 
約275g ※本体のみ | 
| コードの長さ | 約2.5M | 
| その他 | 海外対応 | 

シルクプレート®︎搭載モデルの中で、唯一ストレートとカールの両方ができるのがKINUJO 2WAY IRON。
※今回はカールアイロンのおすすめ記事ですが、KINUJO 2WAYは一般的な2WAYとは違い、コテとしての操作性も非常に高いためご紹介。
まず大きな特徴が、KINUJO 2WAY IRONはコテ用とストレート用のプレートが完全に別設計であること。

一般的な2WAYは「コテ部分を半分に割っただけ」の簡易設計で、操作性や仕上がりがいまいち…となりやすいところ、KINUJO 2WAYはまさに別物。
関連記事:【美容師が選ぶ】2wayヘアアイロンのおすすめランキング!人気モデルを使って比較してみました
バレルサイズは26mmで、カール時は通常のコテと変わらない滑らかな操作感でうる艶カールを実現。

またストレート使用時には、耐熱シリコンカバーを装着で火傷防止にも配慮。
気になる点をあげると、温度が20℃刻みな点と、立ち上がりに1分強かかること。
とはいえ「根本の癖を伸ばしてから巻きたい」「前髪はストレートにしたい」という使い方をしたい方には、これ以上にない1本。

価格は約3万円とやや高めですが、絹女のストレートアイロンとカールアイロンを両方そろえると約5万円。それを「1本で叶える」と思えば、十分に納得できる仕上がりです。
関連記事:ここがすごい!絹女2WAYアイロンを美容師が口コミレビュー!使い心地や違いをわかりやすく解説
ヘアビューロンカールシリーズ

| 商品名 | ヘアビューロンカール | 
| 価格 | 107D / ¥156,200(税込) 27D / ¥104,500(税込) 7D / ¥71,500(税込) 4D / ¥49,500(税込) 3D / ¥38,500(税込)  | 
| 温度 | 
40〜180℃ (40 / 80 / 100 / 120 / 140 / 160 / 180 )  | 
| サイズ | 
L(34mm /  S(26.5mm) | 
| 重さ | 
約500g前後 / L-type | 
| コードの長さ | 約2M | 
| その他 | 全て海外対応 | 

高級カールアイロンで有名なヘアビューロンカールシリーズ。安いモデルでも約4万円、上位モデルになると15万円前後と、価格の桁が一段違うプレミアムアイロンです。
ここまで高額にもかかわらず人気がある理由は、独自のバイオプログラミング技術。
これはメーカー独自の理論で、熱によるダメージを抑えながら髪の内部構造にアプローチし、艶やかでやわらかな質感に整えるというもの。

プレート自体は一般的な水分が飛びやすい仕様ですが、このバイオプログラミング効果により、髪の手触りがなめらかで、硬い髪でも柔らかく感じられる仕上がりを体感しやすいです。

一方で、価格差ほど劇的な違いは感じにくく、どちらかというと同メーカーのドライヤー(レプロナイザー)やストレートアイロンを愛用している方が、シリーズで揃えて使っている印象も。
本体の重量感や価格の高さ、仕上がりなど総合的に考えると、コスパ重視の方には4D Plusや7D Plusといった中間モデルがおすすめです。
リファカールアイロン プロ

| 商品名 | リファカールアイロン プロ | 
| 価格 | ¥25,000(税込) ※プロ+は¥29,700(税込)  | 
| 温度 | 
140〜180℃(20℃調節) ※プロ+は80〜180℃  | 
| サイズ | 
38mm / 32mm / 26mm / 19mm ※プロ+は32mmのみ  | 
| 重さ | 
約375g / 32mm | 
| コードの長さ | 約2.5M | 
| その他 | 海外対応 | 

高価格帯カールアイロンの中でも人気のリファ カールアイロンプロ。
独自の水分蒸発を防ぎやすいカーボンレイヤープレートで、髪にやさしく仕上がりがパサつきにくいのが特徴です。

前作(ビューテックカールアイロン)はバレルが短めで髪を挟む力が弱く、髪が抜けやすいという声もありましたが、プロモデルではその点が改善。髪をしっかりキャッチしやすく、操作性もアップしています。
また、リファは立ち上がりの時間も早く、忙しい朝でもすぐに使えるのも嬉しいポイント。

注意点としては、温度幅が140~180℃とやや狭め、かつ20℃刻みの調整で、髪質やダメージ度合いに合わせた細かい温度設定がしにくい点。
より熱ダメージを抑えたい方や、低温でスタイリングしたい方は、80℃から設定できる2025年新作モデル「カールプロ+」も検討してみましょう。
関連記事:【コテ】絹女とリファカールアイロンプロを比較!違いやおすすめを美容師が解説
マグネットヘアプロ カールアイロン

| 商品名 | マグネットヘアプロ カールアイロン | 
| 価格 | ¥17,600(税込) | 
| 温度 | 120〜200℃(20℃調節) | 
| サイズ | 
38mm / 32mm /  26mm | 
| 重さ | 
約270g / 32mm | 
| コードの長さ | 約3M | 
| その他 | 海外対応 | 

マグネットヘアプロは、美容師向けのプロユースブランドとして知られるヘアケア家電シリーズ。クレイツと共同開発されたブランドで、サロンでも使われやすい人気モデル。
プレート自体は一般的な水分が飛びやすいタイプですが、独自の加工技術により髪の滑りが非常になめらか。

そのためしっかり挟んで巻くというよりも、髪をスルスルと滑らせるような感覚で、自然なカールを作りたい方に向いています。
知っておきたいデメリットは、温度が20℃刻みで細かい設定がしづらいことと、バレルが少し短めで人によっては髪が抜けやすく感じることも。
さらに設定温度に到達した際のサイン(点滅から点灯に変わるなど)がなく、加熱完了のタイミングがやや分かりづらい注意点も。

とはいえ、2~3万円台の高級カールアイロンほどの価格は出せないけど、仕上がりの質には妥協したくないという方にぴったりのプロ仕様アイロンです。
>> マグネットヘアプロカールアイロンの商品ページはこちらから
ヤーマン スムースアイロンフォトイオン カール

| 商品名 | ヤーマン スムースアイロンフォトイオン カール | 
| 価格 | ¥22,000(税込) | 
| 温度 | 120〜180℃(20℃調節) | 
| サイズ | 
32mm | 
| 重さ | 
約320g / 32mm ※本体のみ | 
| コードの長さ | 約2.6M | 
| その他 | 海外対応 | 

美容機器ブランドとして人気のヤーマンから登場したスムースアイロンフォトイオン。
一般的な水分が飛びやすいプレート設計ながら、トリプルヒーター搭載で熱ムラが少なく、低温でもしっかりカールを作りやすいのが特徴です。

立ち上がりもかなり早く、160℃まで約35秒。朝のスタイリング時間を短縮できるスピーディーさも魅力です。(本記事の紹介モデルでは一番立ち上がりが早かったです!)
さらにバレルが約12cmと長めに設計されているため、一度に広範囲を巻け、ロングヘアーや毛量の多い方にも扱いやすい仕様。

注意点としては、温度設定が20℃刻みで細かな調整ができないことと、価格が22,000円(税込)とやや高めな点。
同価格帯の(水分を残しやすいプレート設計の)KINUJOやリファと比べると、ダメージレス効果や髪へのやさしさという面では劣る印象も。
とはいえ、巻きやすさと仕上がりの均一さを重視する方には十分満足できるモデル。「サッと立ち上がって、ムラなく巻けるコテがいい」という方におすすめです。
>> ヤーマン スムースアイロンフォトイオン カールの商品ページはこちらから
サロニア スムースシャイン カールヘアアイロン

| 商品名 | サロニア スムースシャイン カールヘアアイロン | 
| 価格 | ¥13,200(税込) | 
| 温度 | 80〜210℃(10℃調節) | 
| サイズ | 
32mm | 
| 重さ | 
約369g / 32mm | 
| コードの長さ | 約1.9M | 
| その他 | 海外対応 | 

サロニアの中でも、ダメージレス効果を重視した上位モデルのスムースシャインカール。
水分蒸発を抑える特殊プレートを採用し、熱を加えても髪がパサつきにくく、なめらかなカールを作りやすいモデルとなっております。

また、80℃からの低温設定に対応し、さらには5℃刻みで細かく温度調節できるのも魅力で、熱ダメージを抑えたい方におすすめできるカールアイロンに。
一方でバレルがやや短めのため、髪の量が多い方やロングヘアーの方は髪が抜けやすく感じる場合も。

また、一般的なコテはレバー(親指を置く部分)が本体に対して平行なのに対し、スムースシャインカールはやや斜め設計。
親指を後ろ方向に押し込むような操作感になるため、人によっては少し慣れが必要かもしれません。
とはいえ、ダメージケア性能の高いモデルが数万円する中で、このクオリティで約1万円台という価格は魅力的。
髪にやさしく、コスパ重視で選びたい方におすすめできる1本です。
>> サロニア スムースシャイン カールヘアアイロンの商品ページはこちらから
クレイツ エレメアカール

| 商品名 | 
 クレイツ エレメアカール  | 
| 価格 | ¥13,200(税込) | 
| 温度 | 40〜220℃(20℃調節) | 
| サイズ | 
38mm / 32mm /  26mm | 
| 重さ | 
約285g / 32mm ※本体のみ | 
| コードの長さ | 約3M | 
| その他 | 海外対応 | 

美容師愛用率の高いクレイツから登場している上位モデルのエレメアカール。
プレート自体は一般的な水分が飛びやすいタイプですが、クレイツ独自のプレート加工で、安価モデルに比べると仕上がりのパサつきを抑えやすいのが特徴です。

巻き心地としては髪をしっかり挟みやすく、巻いている途中に髪が抜けやすいと感じる方にも扱いやすい設計。
温度は40℃から低温設定できるため、熱ダメージをおさえながら巻きたい方にも安心。

注意点としては、温度調整が20℃刻みで細かな設定がしづらい点と、クレイツ全般にいえるバレルがやや短めな設計であること。
とはいえ操作性と仕上がりの安定感を考えると、予算が1万前後の方におすすめしたいカールアイロンの1つです。
アイビル D2アイロン

| 商品名 | アイビル D2アイロン | 
| 価格 | 1万前後 | 
| 温度 | 80〜190℃(10℃調節) | 
| サイズ | 
38mm / 32mm / 25mm | 
| 重さ | 
約340g / 32mm ※コード込 | 
| コードの長さ | 約3M | 
| その他 | 海外対応 | 

美容師向けのプロ仕様ブランドのアイビルから、発売から約10年経っても現役で支持されているロングセラーモデルのD2アイロン。
プレートは一般的な水分が飛びやすい金属タイプですが、熱伝導のいい軽いアルミ素材を採用しており軽量感が抜群です。

手に持ったときのバランスも良く、長時間のスタイリングでも手が疲れにくい点が美容師からも支持されています。
※各メーカーの重さ表記はコード込・本体のみなどバラつきがありますが、体感的な軽さで言えばアイビル D2アイロンは群を抜いています。

知っておきたい注意点としては、昔ながらの金属プレートなので、高温で使うと髪が傷みやすく、なるべく低めの温度から試して使うようにしましょう。
また金属プレートは、長年使用するとプレート部分にサビや黒ずみが出やすい点も覚えておきたいところ。
とはいえ、軽量で扱いやすく、クセのないシンプルな設計は今なお健在。
「重いコテが苦手」「軽くてサッと巻けるものがいい」という方には、今でも根強くおすすめできる1本です。
最後まで迷ったらこれ!筆者イチ推しのカールアイロンをご紹介!

本記事では、美容師として数多くのカールアイロンを検証してきた経験から「今選ぶならこれ」と言えるモデルだけを厳選しました。
また「用途別」におすすめをまとめると下記をご覧ください。
\ 用途別のおすすめはこちら/
| 髪にやさしくヘアケア重視。うるおいある仕上がりにしたい方 | KINUJO・リファ | 
| しっかり巻きたい方やカールのとれにくさを重視 | マグネットヘアプロ・ヤーマン・ヘアビューロン | 
| なるべく価格を抑えつつコスパ重視 | サロニア・クレイツ・アイビル | 
そして「それでも悩む…」と迷ってしまう方へ、1台だけ挙げるなら筆者のイチ推しはKINUJO PRO Curl(絹女プロカールアイロン)。


理由は明白で、使った瞬間に「あれ?今までとなんか違う」と感じるほど、細部までこだわって設計された完成度の高いモデルだったため。
まずロングバレルは広範囲を一気に巻ける反面、髪をしっかり挟み込まないといけないため、操作が重く感じやすいという弱点があります。
しかしKINUJO PRO Curlは、レバーの距離やグリップ位置まで緻密に調整されており、ロングバレルでもスムーズに操作しやすいのが魅力。

さらにシルクプレートによるウル艶仕上げを、広範囲を一気に巻き上げながら再現できるため、「仕上がりの美しさ」「スタイリングの早さ」を両立できる、まさにプロ発想のカールアイロン。

本来は美容師向けに開発された特別モデルですが、一般の方でもPro正規認証店を通じて購入が可能です。
KINUJO公式では一般販売されていない希少モデルなので、気になる方は下記からチェックしてみてください。
>> KINUJO PRO Curlの購入方法と注意点はこちらから
ネット通販でKINUJO製品を買うなら「髪との暮らし。」がおすすめです

絹女(KINUJO)のヘアアイロンは人気が高く、Amazonや楽天などの大手通販サイトでも購入できます。
しかしその一方で、公式の保証が受けられない「非正規ルート品」も出回っており、KINUJO公式からも注意喚起が出ているのが現状です。
もしそうした非正規品を購入してしまうと、初期不良があっても保証が受けられないこともあるため、購入時は必ず「正規販売店マーク」があるかを確認することをおすすめします。

※2025年6月に絹女正規店の認証マークが変わりました。2025年6月2日以降に旧認証マーク掲載店は非正規店で保証対象外になるのでご注意ください。
そして当ショップ「髪との暮らし。」は、KINUJO公式から認証を受けた正規販売店です。
1年保証付きの正規品のみを取り扱っており、通常モデル・2WAY・ミニアイロン・プロモデルまで実際に使用して厳選したラインアップをそろえています。
また、梱包から発送まで1件ずつ丁寧に対応しており、宛名も手書きでお届けしています。
「ネット通販でも、ひとつひとつ丁寧に扱ってくれるお店で買いたい」
そんな方にぴったりなのが、当ショップ「髪との暮らし。」です。

もちろん送料無料&すばやい発送にも対応していますので、ネット通販で安心してKINUJO正規品を購入したい方は、ぜひ「髪との暮らし。」をご利用ください。
▶︎ 髪との暮らし。で取扱いの絹女(KINUJO)正規品&1年保証モデルはこちら
絹女プロカールアイロンはどこで買える?【不正流通品にご注意ください】

絹女プロシリーズは、美容師向けに開発されたプロ仕様モデルのため、一般販売は行われていません。
購入できるのは、KINUJOから認証を受けた「Pro製品 取扱SALON」や「正規代理店」のみとなります。(公式オンラインストアでも非販売)
そのため、ネット通販で購入する際は、必ず正規代理店であることを証明する「Pro認証店マーク」があるかをご確認ください。※認証番号とショップ名が記載

※楽天などの一部ネットショップでは、正規販売店以外から出品された商品もあり、これらは全て不正流通品で「正規品」と記載があっても一切の保証対象外となります。(KINUJO公式より)
※購入後の不備や初期不良時は、「保証書」と、どこで購入したかを示す「購入証明書」が必要となり、これらが揃わないと正規保証が受けられません。
関連記事:絹女プロの偽物の見分け方は?Amazonや楽天のプロシリーズは全て非正規品なのでご注意ください

そして当ショップ「髪との暮らし。」は、KINUJOより正式に認証を受けたPro製品 正規代理店(認証番号:No.400007)です。
1年保証付きの絹女プロ正規品を、丁寧な梱包と送料無料でスピーディーにお届けしています。
もし購入後に不備や初期不良があった場合も、正規保証の対象となるためご安心ください。
(当店でのご注文確認メールが購入証明書の代わりとなりますので、大切に保管をお願い致します。)
ネット通販で確実に正規のKINUJO PRO Curl(絹女プロカールアイロン)を購入したい方は、ぜひ当ショップ「髪との暮らし。」をご利用くださいませ。
\ 丁寧梱包&送料無料で素早くお届け! /
【公式】KINUJO PRO Curl 絹女プロカールアイロン【1年保証】の在庫はこちら
また絹女プロカールアイロンをご購入いただいたお客様から、商品や発送対応について嬉しいレビューも頂戴しております。

ご検討の際は、ぜひあわせてご覧ください。
>> KINUJO PRO Curl購入者の口コミ一覧はこちらから
Expert Advisor Profile

| 記事の監修者 | 大脇貴志 | 
| プロフィール | 
 髪との暮らし。の監修美容師。普段は三重県の訪問美容室Ringoとしても活動しており、個人宅や介護施設にて美容室のメニューを提供中。 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ&コスメライター、化粧品成分検定上級スペシャリスト取得済。  | 
            









