- WRITER - 大脇貴志 / 髪との暮らし。認定美容師 三重県の訪問美容室Ringo代表。美容家電が大好きで、実際に使ってきたヘアアイロンやドライヤーをレビューした、美容メディアのヘアーチルドレンを運営しています。 |
2万を超える高級カールアイロンで大人気のリファと絹女。
こちらの記事では「リファと絹女のコテはどっちがいい?」と悩む方に向け、両方使ってきた美容師が違いをわかりやすく解説。
まず結論から書くと、仕上がりの美しさや傷みにくさという「ヘアケア視点」で比較すると、正直どちらを選んでも間違いありません。
ただ細かい使い心地や機能で比較すると、〇〇がおすすめ!という明確な基準もあるので、こちらの記事を参考に選んでみてくださいね。
※ネットでは初期モデルを比較した記事が多いですが、本記事ではリニューアル後の新モデル同士で比較しています。
【コテ比較表】リファと絹女カールアイロンの違い

リファと絹女のコテは価格帯〜機能までかなり似ています。(※新モデル同士で比較)
そこで主な違いを赤字表記にして比較表にまとめたので参考にしてください。
![]() リファ カールアイロンプロ |
![]() 絹女 カールアイロン |
|
価格(税込) | ¥25,000 | ¥24,200 |
カラー | ホワイト・ブラック | ホワイトのみ |
サイズ | 19・26・32・38ミリ | 26・32・38ミリ |
重さ(※32ミリ) | 約375g(コード込) | 約420g(コード込) |
温度幅 |
120〜180℃ (20℃ごと4段階調節) |
100〜200℃ (10℃ごと11段階調節) |
水分蒸発しにくい プレート設計 |
◎ | ◎ |
バレルの長さ | 約11センチ | 約11センチ |
立ち上がりの時間 | 早い ※160℃まで約40秒 |
早い ※160℃まで約40秒 |
コードの長さ | 2.5M | 2.5M |
海外 | ○ | ○ |
誤作動防止 | ○ | ○ |
自動電源オフ |
○ ※60分後 |
○ ※60分後 |
仕上がりやヘアケア視点ならどちらを選んでも間違いなし!
リファと絹女カールアイロンは、どちらも「髪の水分を守る」という点において非常に優秀なコテです。
プレートの名称こそ違いますが(リファはカーボンレイヤープレート、絹女はシルクプレート)、どちらも髪の水分蒸発を抑える特殊設計で、熱をあてても髪がパサつきにくく、しっとりとした艶感をキープ。(名称は違うが仕組みや効果は基本的に同じ)
どちらも毛先までプルンと潤った仕上がりになりやすく、カラー後の髪でも色落ちを最小限に抑えながらスタイリングできるため、ダメージが気になる方にも安心◎
さらにどちらもプレートの滑りがなめらかで、髪への摩擦ダメージをおさえるという点でもトップクラス。
リファと絹女は「どっちが仕上がりいい?」と聞かれることもありますが・・
仕上がりやヘアケア効果で選ぶなら、正直どちらを選んでも間違いないと言い切れるレベルです。
持ちやすさや操作性重視ならリファがおすすめ
重さを32mmサイズで比較したとき、公式記載のスペックでは「リファがコード込で約375g」「絹女は本体のみで290g」と記載され、一見「絹女の方が軽そう」と感じるかもしれません。
ですが実際に手にとって比べてみると逆で、リファの方が軽くて持ちやすく、操作中に腕が疲れにくい印象あり。
※絹女はコード込みだと実測で約420gあり、実はリファより45gほど重たい
さらに、リファは本体に緩やかな曲線があり、持ち手部分には指を置く位置がわかりやすい丸型のくぼみと、滑り止め加工もあり。
一方で絹女は全体的にフラットなボディ構造、かつ持ち手部分がツルっとした素材で、スタイリング剤が手に残っているとやや滑りやすく感じることも。
細かなディテールの違いですが「軽くて持ちやすいコテがほしい!」という方はリファカールアイロンプロがおすすめです。
温度や熱ダメージにもこだわりたいなら絹女がおすすめ
絹女 | リファ |
100〜200℃ | 120〜180℃ |
10℃ごと11段階調節 | 20℃ごと4段階調節 |
コテを選ぶうえで、「温度帯」「何℃刻みで調整できるか」は実はとても大事なポイント。
なぜなら温度帯や調節幅で、実際の仕上がりや髪への負担も大きく変わってくるからです。
上記は140℃と120℃にわけ、同じ量の毛束を同じように巻いた仕上がりですが、20℃違うだけでカールは大きく変わることがわかります。
そこで「○℃は少し強いけど○℃だと上手くカールがでない…」といった時に、10℃ごとに細かく調節できる絹女なら、自分にとってのベストな温度帯で巻きやすいのがポイント。
一方リファは、設定できる温度が120℃・140℃・160℃・180℃(20℃調節の4段階)となり、温度設定の自由度がかなり限られてるのがデメリットに。
そのためプレート素材以外にも、温度や熱ダメージにもこだわりたいなら、髪質にあわせて調整しやすい絹女がおすすめです◎
※KINUJO正規店の認証マークが変わりましたのでご注意ください
絹女を購入するさいの注意点ですが、現在ECサイトにて非正規品の絹女が出回っている注意喚起が公式からあり、認証マークが変更されました。
※2025年6月に絹女正規店の認証マークが変わりました。2025年6月2日以降に旧認証マーク掲載店は非正規店で保証対象外になるのでご注意ください。
また当ショップ 髪との暮らし。では、100%正規品&リニューアル後の絹女カールアイロンを全サイズ(26・32・38ミリ)取扱いしております。
確実に1年保証ありの絹女カールアイロンを購入したい方は、ぜひ髪との暮らし。よりお買い求めください!
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【公式】新KINUJO Curl~絹女カール~アイロン【26/32/38mm】の在庫はこちら
巻きがとれやすい、髪が抜けやすい方はプロ仕様の絹女プロカールもおすすめ!

さいごにリファと絹女のコテで悩む方で「巻いてもすぐにカールがとれる」「髪がスルスル抜けてうまく巻けない」「毛先は巻けるのに中間がうまく巻けない…」
そんなお悩みがある方には、プロ仕様のKINUJO PRO CURL(絹女プロカール)もぜひ選択肢に入れてほしいアイロンです。
※絹女プロシリーズはプロ向けで一般発売していないモデルですが、KINUJO PRO正規認証店から一般の方も購入可能です!

絹女プロカール最大の特徴は、通常モデルよりバレル(巻く部分)が長く、より広範囲を一気に巻けるロングバレル設計。
バレルの長さは約13.5cmあり、毛量が多い方やロングヘアの方でも、中間〜毛先までムラなくしっかり熱を伝えやすいのがポイント。(+カールも長持ちしやすい!)
さらに挟んだ髪が抜けにくい巻き心地なため「挟んだ髪がスルスル抜けてうまく巻けない…」という方でも、綺麗なカールをつくりやすくなっています。
もちろん絹女ならではのシルクプレートも搭載され、髪の潤いを守りながら艶カールに仕上がるのも魅力。

ロングヘアーや毛量多い方で「うまく巻けない」「カールが落ちやすい…」なんて悩みの方は絹女プロカールも是非検討してみてくださいね◎
関連記事:【コテ】絹女プロカールアイロンの違いは?美容師が使い心地を口コミ評価&比較レビュー
商品名 | KINUJO PRO Curl |
価格 | ¥28,000(税込) |
温度 | 120〜200℃(10℃ごと11段階調節) |
サイズ |
32mm / 26mm |
重さ |
約350g / 32mm 約313g / 26mm |
コードの長さ | 約3M |
絹女プロカールは「髪との暮らし。」にて購入可能です!

絹女プロカールは、美容師向けに開発されたプロ専用モデルのため一般発売しておりません。(絹女公式ストアでも販売なし)
しかしKINUJO Pro正規販売認証店として認められたショップであれば、一般の方でも絹女プロシリーズを購入可能です。
※Amazonや楽天に出回っているプロシリーズはすべて不正流通の非正規品となり、保証対象外なので十分ご注意ください。(正規品と記載あっても保証対象外になります)
関連記事:絹女プロの偽物の見分け方は?Amazonや楽天のプロシリーズは全て非正規品なのでご注意ください
そこで正規品&1年保証ありの絹女プロカールを購入したい方は、必ず下記の認証マークがあるかご確認を。(プロは黒のマーク)
また当ショップ「髪との暮らし。」は、KINUJO Pro正規認証店(認証番号:400007)です。
1年保証付・100%正規品の絹女プロカールを確実に購入したい方は、安心して髪との暮らし。をご活用くださいませ。
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【32mm】KINUJO Pro Curl 正規品&1年保証付はこちら
【26mm】KINUJO Pro Curl 正規品&1年保証付はこちら
WRITER PROFILE
この記事の執筆者 | 大脇貴志 |
プロフィール |
髪との暮らし。認定美容師。普段は三重県の訪問美容室Ringoとしても活動しており、個人宅や介護施設にて美容室のメニューを提供中。 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ&コスメライター、化粧品成分検定上級スペシャリスト取得済。 |