- WRITER - 大脇貴志 / 髪との暮らし。認定美容師 三重県の訪問美容室Ringo代表。美容家電が大好きで、実際に使ってきたヘアアイロンやドライヤーをレビューした、美容メディアのヘアーチルドレンを運営しています。 |
大人気の絹女から、2025年春に新登場のミニストレートヘアアイロン deux(ドゥー)
もともと絹女からはミニアイロンがありましたが、deux(ドゥー)はリニューアルした新モデルに。
そしてまず実際に使ってみた感想から書くと、この新作ミニアイロン…これは買い です。
「コンパクトで使い勝手のいいミニアイロンを探してる」「持ち歩き用でも妥協せず、仕上がりにこだわりたい」
こんな悩みを持つ方には「一択!」で選んでほしいほど、deux(ドゥー)はミニアイロンならではの魅力が詰まった商品でした◎
そこでこちらの記事では、絹女のミニアイロンの何がいいのか、旧モデルとの違いからおすすめの購入方法までまとめたので参考にしてください!
KINUJO MINI IRON -deux- | |
価格 | ¥12,100(税込) |
温度 | 160・200℃の2段階設定 |
プレートサイズ | 15mm×60mm |
重さ | 約98g |
コードの長さ | 約1.8M |
付属品 | 耐熱ポーチ付 |
その他機能 | 海外対応、自動電源OFF(60分後) プレートロック |
ここがすごい!絹女の新作ミニアイロン deux(ドゥー)と旧モデルの違い
\ 実際に感じた改良ポイント/
- 本体の大きさがミニアイロンとして絶妙
- プレート幅が少し広め & スタイリング性能もUP!
- 温度設定が2段階に
- 持ち運びしやすい耐熱ポーチ付き
- コードが360度回転で、断線しにくい設計に
- チープ感を脱却!deuxは本体質感が格段に向上!
本体の大きさがミニアイロンとして絶妙
絹女の前作ミニアイロンは、正直小さすぎて使い勝手がいまいちでした。
しかし新作deuxは前作から少し大きくなり、ミニアイロンとしての大きさがまさに絶妙。
その絶妙なサイズ感が、前髪や顔まわりだけでなく、毛先アレンジなどにも対応できるちょうど良さ。
「小回りが利くのに、物足りなさがない」そんな絶妙なバランスが、まさに新作deuxの魅力です。
旅行用や持ち歩き用としても頼れる存在になり、サブアイロンの域を超えた“本気で使えるミニ”に進化していました!
プレート幅が少し広め & スタイリング性能もUP!
新作deuxはプレート幅が15mmになり、前作(13mm)から少しだけ広めに。
わずか2mmではあるものの、前作から挟める幅が増えた分、スタイリングもしやすくなりました。(開閉角度もUP!)
またプレートサイズより個人的に良かったと感じた改良点がこちら。
☑️ プレートの噛み合わせが良く、均一にムラなくスタイリングしやすくなった
☑️ プレートのクッション性能がUPし、スタイリングの失敗を防ぎやすい
まず前作はプレートを閉じた際の「隙間」がでやすく、熱ムラがおこりやすい設計でした。
その点新作deuxはピタッとプレートが綺麗に閉じやすく、均一に熱を届けて仕上がりのムラが出にくい設計に改良。(噛み合わせが◎)
また新作deuxはプレートの「クッション性能」が大幅に上がり、スタイリング時の失敗を防ぎやすいのも大きなポイント。(前作はいまいちだった)
※クッションプレートとはカメラの「手ぶれ補正」のような役割で、プレートが斜めに動くことでプレス時の「ぶれ」を防ぎ、髪に自然とフィットしてくれる機能。(結果、アイロン線が髪につきにくかったり、カール時のカクツキを抑えやすい!)
上記のクッションプレートは「絹女ならではの強み」でもありましたが、新作ミニアイロン-deux-にも採用されています。
温度設定が2段階に
前作は180度のみ(スイッチのON・OFFのみ)でしたが、新作deuxは160・200℃の2段階設定に。
とはいえ200℃は髪への負担が大きく、160℃でも癖を伸ばしたりカールも十分に可能なため、基本的には160℃で使用するのがおすすめです。
持ち運びしやすい耐熱ポーチ付き
前作にはシリコンキャップが付属していましたが、新作deuxはプレートロック機能がつき、かつ持ち運びしやすい耐熱ポーチも付属。
そしてこれがまた、思わず手に取りたくなるような可愛いデザインなんです。
まるでペンケースのような大きさと軽さで、耐熱ケースにいれても約250gと、カバンに入れて持ち運びしやすいのは嬉しいですね!
コードが360度回転で、断線しにくい設計に
新作deuxでは、コード部分が360度回転する仕様に改良されています。(前作は非回転式)
これにより使用中にコードがねじれにくくなり、スタイリング中の取り回しがスムーズになる他、負荷が分散されるため断線しにくいのが大きなメリット。
実はヘアアイロンの故障原因の多くがコード部分の断線によるものなので、長く愛用する上でこの改良は嬉しいポイントでした。
チープ感を脱却!deuxは本体質感が格段に向上!
絹女の前作ミニアイロンは、正直なところおもちゃのようなチープ感…が拭えなかった印象あり。
しかし新作deuxは本体質感〜スイッチまわりのつくりまで丁寧に仕上げられ、手に取ったときの“しっかり感”がまるで別物。
「ミニアイロン=サブ的な存在」という印象をくつがえし、持ち歩いていてもチープに見えないのがうれしい改良点でした!
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デメリットは?絹女ミニアイロンdeuxの注意点
絹女の新作deuxは非常に満足度が高いミニアイロンでしたが、あえて挙げるとすれば以下の点が気になる方もいるかもしれません。購入前の参考にしてみてください。
- 機能面はシンプル
- 全体のスタイリングには不向き
- 価格がやや高め
機能面はシンプル
絹女ミニアイロン-deux-は、温度設定が160℃と200℃の2段階とシンプル設計なため、細かく温度調整したい方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえミニアイロンは持ち運び用やサッと手直しする用途がメインで、使いたいときにすぐ使える手軽さが魅力でもあり。
個人的には、機能を必要最低限に絞り、スタイリング時の操作性をとことん高めたミニアイロンがdeuxの良さだと感じました!
全体のスタイリングには不向き
deuxはミニアイロンなのでプレート幅(15mm×60mm)も小さめ。
そのため、当たり前ですが髪全体の癖をしっかり伸ばすなどのスタイリングには向いていません。
ただし前髪や顔まわり・後れ毛などの細かいパーツには抜群の使いやすさ。
細部のニュアンス作りや、外出先でのちょっとした手直しにはぴったりなのがミニアイロンの良さになります。
価格がやや高め
絹女ミニアイロン-deux-は¥12,100(税込)と、ミニアイロンにしてはやや高価に感じる方もいるかもしれません。
ただシルクプレート搭載で髪にやさしく、操作性や質感もしっかりしている上に、絹女コードレスモデル(Luxejewel)が2万円以上することを考えると、個人的にはコスパの良さを感じる価格設定でした。
安さよりも、使いやすさや仕上がりにこだわりたい方に、絹女ミニアイロン-deux-は選んでほしい一台です。
こんなシーンに!絹女ミニアイロンのおすすめの使い方
「あとちょっと整えたい」「細かい部分にもこだわりたい」「部分的に直したい」
そんな痒いところに手が届くのが、絹女ミニアイロン-deux-の魅力。
下記には絹女のミニアイロンだからこそできる、おすすめの使用シーンをまとめてみますね。
▶ 前髪のうねり・生え癖直しに
前髪だけ浮く、うねる、割れる…これは朝のスタイリングでよくある悩み。
deuxはピンポイントで熱を当てられるので、前髪の根元をふんわり立ち上げたり、癖やボリュームも自然にリセットできます。
▶ 顔まわりや後れ毛のニュアンスづけに
巻きすぎず、自然な動きを出すのが今っぽさのカギ。普通のアイロンだとやりすぎてしまうところも…
クッション性能が高いdeuxなら、不自然なカクツキを抑えつつ、ニュアンスアレンジをつくりやすい!
▶ ボブ〜ショートの細部のフォルム調整に
内巻きも外ハネも、狙ったカーブを小回り良く作れるのが◎
ボリューム感が欲しいトップやハチまわりのニュアンス調整にも最適!
▶ メンズスタイルの立ち上げ&動きづけにも
短髪の根元立ち上げ、前髪の方向づけなど、ミリ単位で作り込むメンズセットにもマッチ◎
ワックス前の“素地作り”にもミニアイロンは重宝!
なぜ「絹女のミニアイロン」がおすすめなのか?
世の中には絹女以外のミニアイロンも、探せばたくさんあります。
ただ実際にいろんなミニアイロンを使ってきましたが、とりあえず小さくしただけで、いまいち惹かれるものって正直なかったんです。
そこでミニアイロンを選ぶなら、なぜ「絹女-deux-」がいいのか、個人的な大きなおすすめポイントが2つあったので解説しますね。
シルクプレート搭載で髪が傷みにくい
まず絹女は水分蒸発しにくいシルクプレートが特徴ですが、ミニアイロン-deux-にももちろん採用されています。
高温でも水分蒸発しにくいプレート設計なため、髪が傷みにくく、パサつきやカラー退色を抑えやすいメリットあり。
ヘアケア重視の方にこそ使ってもらいたいシルクプレートですが、“ミニアイロンで”となると市場にはほぼ存在しませんでした。
髪へのやさしさと仕上がりの艶感が段違いで、ミニでも本気で使えるアイロンとはこういうことなんだと実感できるはず。
クッション性能が優秀で、スタイリングが失敗しにくい
先ほども解説しましたが、ミニアイロンを使うなら絹女-deux-を選びたい理由がプレートのクッション性能にあり。
まるでカメラの手ぶれ補正のような働きで、ミニアイロンをはじめて使う初心者さんでも失敗しにくい操作性を実現してくれるのが絹女のクッションプレート。
というのもミニアイロンは、一般的なヘアアイロンより失敗しやすい注意点があるんです。
なぜならプレートが小さいぶん熱が一点に集中しやすく、ちょっとした角度や力加減のズレで「折れたような仕上がり=カクツキ」になりやすいため。
その点、絹女ミニアイロン-deux-はプレートのクッション性が優秀なので、髪に均等に圧がかかり、カクつきにくく自然なカールやニュアンス感を作りやすいのが◎
ミニなのに失敗しにくい、だから初心者の方でも扱いやすく、使うたびに「アイロンが上手くなった!」と感じやすいのが、絹女ミニアイロン-deux-をおすすめしたい大きな理由です。
ミニアイロンとコードレスアイロンはどっちがおすすめなの?
ミニアイロンを選ぶ上で、コードレスモデルとどっちにするか迷う方も多いと思います。
上記の疑問に対し、よほど「コードなしじゃないとダメ!」という理由がなければ… 断然ミニアイロンがおすすめ。
なぜならコードレスアイロンは「どこでも使える」「コードなしで使える」といったメリットもありますが、それ以上にデメリットが多いんです…。
例えばこんなデメリット↓
- 立ち上がりが遅く、すぐに使えない(平均3分前後)
- 充電時間(平均2〜3時間)に対し、使用時間(平均20〜30分)が短い
- 使用中に温度が下がりやすく、仕上がりが甘くなる
- 熱ムラが起こりやすいため、思ったようなスタイルをつくりづらい
- バッテリーが劣化すれば性能が落ち、最終的にはバッテリー交換が必要
たとえるなら、ミニアイロン=コンセント直結のドライヤー、コードレス=充電式のハンディファンのようなもの。(パワーや安定性は見た目以上に差が出ます)
つまり、スタイリングの快適さ・仕上がりの質を求めるなら、やっぱりミニアイロンが優秀なんですよね。
ミニアイロンはコンセントが必要とはいえ、軽くて持ち運びやすく、しっかり熱が伝わるためクセ直しやカールづけも◎
「すぐ使える」「しっかり決まる」この当たり前のようで重要な部分が、ミニアイロンとコードレスの大きな違いになりますよ。
関連記事:ミニアイロンとコードレスはどっちがおすすめ?違いや選び方を美容師が解説します
絹女ミニアイロンはどこで買うのがおすすめ?【必ず正規販売店から購入を!】
絹女ミニストレートヘアアイロン-deux-を購入する際に、もっとも注意してほしいのが購入先です。
実はAmazonや楽天などの大手通販サイトでは、正規ルートを通さずに販売されている非正規品が出回っているのが現状。(絹女公式からも注意喚起あり)
非正規品の場合、何か不備があっても保証が受けられなかったり、初期不良や品質トラブルのリスクも。
そのため、必ず下記の正規販売認証マークが明記されている店舗から購入するようにしてください。
※2025年6月に絹女正規店の認証マークが変わりました。2025年6月2日以降に旧認証マーク掲載店は非正規店で保証対象外になるのでご注意ください。
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絹女ミニストレートヘアアイロン-deux-は、絹女公式ストアでも購入できますが、当通販サイト 「髪との暮らし。」でも、1年保証付きの正規品としてお取り扱いしています。
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WRITER PROFILE
この記事の執筆者 | 大脇貴志 |
プロフィール |
髪との暮らし。認定美容師。普段は三重県の訪問美容室Ringoとしても活動しており、個人宅や介護施設にて美容室のメニューを提供中。 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ&コスメライター、化粧品成分検定上級スペシャリスト取得済。 |