- Expert Advisor - 大脇貴志 / 髪との暮らし。監修美容師 三重県の訪問美容室Ringo代表。美容家電が大好きで、実際に使ってきたヘアアイロンやドライヤーをレビューした、美容メディアのヘアーチルドレンを運営しています。 |
「ドライヤーを変えるだけで、髪のツヤやまとまりが驚くほど違う」そんな経験をしたことはありませんか?
実は今のドライヤーは、ただ乾かすだけでなく「髪を美しくケアする機能」がどんどん進化しています。
美容室帰りのような仕上がりを自宅でも再現しやすいのはもちろん、パサつきや広がりをおさえやすいモデルも登場しています。

そこで今回は、今まで何十種類ものドライヤーを使い込んできた美容師だからこそわかる「髪が綺麗になるドライヤー※」を7つに厳選してご紹介。※髪にやさしくヘアケア効果が高いドライヤーのこと
「朝のまとまりが欲しい」「うねりやすい髪を落ち着かせたい」「ダメージを最小限に抑えたい」そんなお悩みを持つ方にぴったりの1台を見つけてください。
ドライヤーで髪質改善はできる? → 髪が蘇る魔法ドライヤーはないが、綺麗にケアできるモデルはあり!

まずはじめに「使うほど髪が綺麗になる」と聞くと、「ダメージが修復?」「髪質改善できる?」と期待しがちですが…傷んだ髪が蘇るような魔法のドライヤーは残念ながら存在しません。
そもそも髪は一度傷むと元通りにはならず、完全にリセットするにはカットするしか方法がありません。これは割れた爪が自然にはくっつかないのと同じ理屈です。
とはいえ、髪のパサつきや熱ダメージを抑えながら、毎日の仕上がりをより綺麗に見せてくれるドライヤーは確かに存在します。
美容室の仕上がりが綺麗な本当の理由は「熱の扱い方」

美容室でブローをするとツヤが出てまとまりやすいのは、実は“高価なドライヤーのおかげ”ではありません。これはプロが正しい「熱の扱い方」を理解し、ダメージを最小限に抑えつつ仕上げているからです。
ただし、この熱のコントロールは一般の方にはなかなか難しいもの。

そこで登場しているのが、プロのように熱をコントロールしながら髪のダメージを抑え、サロン帰りのツヤやまとまりを再現しやすい機能を搭載したヘアケアドライヤーです。
例えば代表的な機能をあげると以下があげられます。
〇〇イオン | 例:マイナスイオン、ハイドロイオン、プラズマクラスターイオンなど。静電気やパサつきを抑えながらドライしやすい |
高浸透ナノイー | 髪内部まで水分を届け、潤いをキープしながらドライしやすい |
遠赤外線機能 | 髪の内側から熱を届けやすく、表面のオーバードライを防ぎつつ速乾効果も |
バイオプログラミング | メーカー独自の技術で、髪の艶感や毛先までのまとまり感がUP |
美容師が厳選!使えば使うほど髪が綺麗になるドライヤーおすすめ7選

各メーカーの公式HPを見ると魅力的な言葉がズラリと並んでいますが、実際に使ってみないと本当の使い心地はわかりません。
しかも近年はドライヤーの価格も高騰しており「せっかく買ったのに思っていた仕上がりと違った…」という失敗は避けたいところ。
そこでこれまで数多くのドライヤーを実際に使い込んできた美容師の目線から、「髪が綺麗になる」と特に実感しやすいモデルを7つに厳選しました。
特徴ごとに選びやすいようまとめたので、ぜひ自分に合った1台を見つけてみてください。
\ 髪が綺麗になるおすすめドライヤー7選 /
- 【ボリュームダウン重視】ならレプロナイザーシリーズ
- 【プロ仕様の高性能ドライヤー】ならKINUJO PRO Dryer
- 【多機能重視】ならパナソニック ナノケア ※上位モデル
- 【熱ダメージをおさえたい】ならリファビューテックドライヤーBX
- 【速乾性重視】ならマグネットヘアプロドライヤーゼロ
- 【頭皮ケアもしたい】ならヤーマンリフトドライヤー
- 【軽量&シンプル操作】ならKINUJO Voyage Dryer
【ボリュームダウン重視】ならレプロナイザーシリーズ

商品名 | レプロナイザー 107D / 27D / 7D / 4D / 3D |
価格 | 約16万〜4万 |
消費電力 | 1200W |
重さ | 約750g前後 |
主な機能 | バイオプログラミング搭載・風量3段階・一部海外対応 |
折りたたみ | × |
レプロナイザーシリーズは、ドライヤーの中でも群を抜いて高価格帯に位置するモデルで、上位モデルは10万円を超える超高級ライン。
特徴的なのは独自のバイオプログラミング技術で、モデルの数字が上がるほど技術レベルもUPし、仕上がりの質感がより良くなる仕様に。


また公式の説明では「使えば使うほど髪にうるおいを…」という記載もあり、「レプロナイザー=使えば使うほど髪が綺麗になるドライヤー」として認知されている印象のあるシリーズでもあります。
実際に全シリーズを使ってみた美容師の感覚としては、バイオプログラミングの仕組み自体は正直まだ謎な部分が多いものの、毛先までストンとまとまる仕上がりは大きな魅力でした。

そのため、髪のボリュームを抑えたい方や、うねり・くせ毛でまとまりにくい方にはおすすめのドライヤーです。
とはいえ、価格が超高額であることや、本体が重めで腕が疲れやすい注意点も。

上位モデルほどバイオプログラミングレベルは上がりますが、仕上がりの感じ方には個人差があります。
価格×仕上がりのコスパ目線で見ると、4Dか7Dあたりがバランスが良い選択肢としておすすめです。
【プロ仕様の高性能ドライヤー】ならKINUJO PRO Dryer

商品名 | KINUJO PRO Hair Dryer |
価格 | ¥46,200(税込) |
消費電力 | 1350W |
重さ | 約333g(本体のみ) |
主な機能 | 風量3段階・温度3段階・遠赤外線・シルクモード搭載・2.3㎥/分の大風量 |
折りたたみ | ○ |
ヘアケア効果が高く「軽量×速乾」で一世を風靡した絹女ドライヤー。その使いやすさをベースに、美容師向けにさらに進化させたのが KINUJO PRO Dryer です。(実は筆者も愛用しています!)

従来の軽さや扱いやすさはそのままに、大風量で速乾性がさらにアップし、プロの現場で耐えられる耐久性を備え性能面も大幅にパワーアップ。
つまり、サロンワークで求められる「速さ×仕上がりの美しさ」をWで叶えられる点が、KINUJO PRO Dryer ならではの大きな強み。

仕上がりとしては、遠赤外線効果で髪の内側からじんわり熱を伝えるため、乾かしたあとの髪はパサつきにくく、毛先までしっとりとうるおいある質感に。(加えて速乾効果もUP)
さらには、プロ仕様ならではの「シルクモード」を搭載。温冷風を自動で切り替えてくれるので、熱ダメージをおさえたい方におすすめのモード。
また絹女ドライヤーシリーズは、フィルターが簡単に取り外せるのも魅力。お手入れが非常にかんたんなので、長く愛用したい方には外せないポイントです。

注意点としては、サロン仕様ゆえにコードが少し太めなこと、そして一般流通はしていない特別モデルであること。ただし、Pro正規認証店から一般の方でも購入可能です。
「サロンクオリティを自宅でも再現したい」「速さと仕上がりどちらも妥協したくない」「とにかく高性能なプロ仕様の1台がほしい」そんな方に自信を持っておすすめしたいドライヤーとなっております。
関連記事:KINUJOドライヤープロの違いは?愛用美容師が徹底比較!
【多機能重視】ならパナソニック ナノケア ※高浸透ナノイーモデル

商品名 | パナソニック ナノケアドライヤー ※高浸透ナノイーモデル |
価格 | 約8万〜4万 |
消費電力 | 1350W |
重さ | 約550g / EH-NA0K |
主な機能 |
高浸透ナノイー・風量3段階・温冷リズム・毛先集中ケア・スカルプ・スキン |
折りたたみ |
× |
パナソニック ナノケアは家電量販店でも手に入る多機能ドライヤーで、モデル数も多く、予算や求める機能に合わせて選べるシリーズです。
もともとナノケアには独自のナノイーが搭載されていますが、上位モデルにはさらに進化させた「高浸透ナノイー」を搭載。

ナノイーは空気中の水分を微細化して髪に届け、乾かしながらうるおいを与えてくれるため、乾燥やパサつきが気になる方にぴったりの機能です。
さらに上位モデルになると、温冷自動切替・毛先集中ケア・スカルプモード・スキンモードなど多彩な機能を搭載。

また最上位のアルティメイト(約8万円)では、仕上がりのイメージに合わせてMOIST / STRAIGHT / AIRY / SMOOTH といったモードを選べるようになっています。
とはいえ、すべてのモードを一人で完璧に使いこなすのは現実的ではないかもしれません。
むしろ髪質や使い方が異なる家族間で共有することで、それぞれに合ったケアができる万能な1台がほしい方におすすめです。
【熱ダメージをおさえたい】ならリファビューテックドライヤーBX

商品名 | リファビューテックドライヤーBX |
価格 | ¥58,300(税込) |
消費電力 | 1200W |
重さ | 約740g |
主な機能 | 風量3段階・センシング機能搭載・ SCALP ・MOIST ・VOLUME UP |
折りたたみ | × |
リファから登場したビューテックドライヤーBXは、従来機能をさらに進化させた最上位モデル。

BXでは、従来モデルにも搭載されていた温度センサーによるセンシング機能をさらに進化させたダブルセンシング(2つの温度センサー)を採用。より精密に温度をコントロールし、髪や頭皮のオーバードライを防いでくれます。

またモード面も充実しており、頭皮を50℃以下に保ちながら乾かすスカルプモード、毛先を60℃以下でしっとり仕上げるモイストモード、根元をふんわり立ち上げるボリュームアップなど、仕上がりに合わせて使い分けも可能。
さらにリファ独自のハイドロイオンによるまとまり感もアップし、熱ダメージが気になる方には心強いドライヤーです。

注意点としては、最上位のBXは約6万円と高額で、4万円前後で買えるKINUJOやナノケアと比べて飛び抜けた差は感じにくいこと。また本体が約750gと重めで、落とすと壊れやすい点にも注意が必要です。
とはいえ、リファならではの高級感あるデザインは所有する満足感もあり、洗面台に置くだけで空間が映えるアイテムでもあります。
>> ReFa リファビューテックドライヤーBXの商品ページはこちら
【速乾性重視】ならマグネットヘアプロドライヤーゼロ

商品名 | マグネットヘアプロドライヤーゼロプラス |
価格 | ¥32,450(税込) |
消費電力 | 1400W |
重さ | 約350g (コード、ノズル別) |
主な機能 | 風量3段階・温度5段階・ テラヘルツ波搭載 |
折りたたみ | × |
サロンワーク向けに開発されたマグネットヘアプロドライヤーゼロプラスは、美容師が日々さまざまな髪質を扱う現場でも使いやすいよう設計されたプロ仕様ドライヤー。

最大の特徴はなんといっても圧倒的な大風量。数値は公表されていませんが、実際に使った感覚としては速乾力は申し分なく、ロングヘアーでも短時間でしっかり乾かせます。
さらに、3段階の風量調整と5段階の温度調整(120/100/80/60/40℃)が可能。

たとえば「素早く乾かしたい時は強風×高温」「ダメージが気になる毛先には低温」といったように、髪質や仕上がりに合わせて細かくカスタマイズできるのも魅力です。
注意点としては、ハイパワー時の消費電力が最大1400Wと高めなこと。家庭で使用する場合はブレーカー落ちに注意が必要です。
とはいえドライヤーになにより速乾力を求める方に、マグネットヘアプロドライヤーゼロプラスは本命候補の1台です。
>> マグネットヘアプロドライヤーゼロプラスの商品ページはこちら
【頭皮ケアもしたい】ならヤーマンリフトドライヤー

商品名 | ヤーマンリフトドライヤー |
価格 | ¥39,600(税込) |
消費電力 | 1200W |
重さ | 約414g(本体のみ) |
主な機能 | 風量3段階・フェイス&スキャルプモード搭載・2.2㎥/分の大風量 |
折りたたみ | × |
ヤーマン リフトドライヤーは、ただ髪を乾かすだけでなく、頭皮ケアまでできるユニークなドライヤーです。

スキャルプモードでは(頭皮にやさしい)50℃からの低温でドライできる他、専用のリフトヘッドを装着すれば、地肌にほどよい刺激を与えながらマッサージ感覚で頭皮をほぐせます。
一方で、髪の仕上がりを重視する方には高温で艶をひきだすシャイニーモードや、前髪や毛先の仕上げ向けに弱風のスムースモードなどを搭載。

本来ドライヤーは髪を乾かすものですが、リフトドライヤーは「頭皮と髪を同時にケアできる時間」に変えてくれる1台。
大風量やWイオンによる速乾性やヘアケア性能も備えており「毎日のドライヤー時間をリラックスタイムにしたい」という方におすすめです。
>> YAMAN ヤーマンリフトドライヤーの商品ページはこちら
【軽量&シンプル操作】ならKINUJO Voyage Dryer

商品名 | KINUJO Hair Dryer Voyage |
価格 | ¥35,200(税込) |
消費電力 | 1000W |
重さ | 約290g(本体のみ) |
主な機能 | 風量2段階・遠赤外線・2.1㎥/分の大風量・海外対応 |
折りたたみ | ○ |
絹女から新しく登場した Voyage Dryer(ボヤージュ) は、海外対応モデルとして開発されたドライヤーです。
一言で表すなら超シンプル。風量は2段階調節と冷風のみという潔さで、あえて多機能をそぎ落とした無駄のない設計になっています。

最近は多機能ドライヤーが増え、価格も高騰する一方ですが、実際には「最初だけ色々試して、結局はシンプルに乾かすだけ」という方が多いのではないでしょうか。Voyageはまさにそのリアルな使い方に寄り添った1台。
本体は約290gと超軽量。従来の絹女ドライヤーよりもさらに50g以上軽く、長時間使ってもさらに疲れにくい設計に。

また機能面はシンプルですが、風量はしっかりパワフルで、遠赤外線とマイナスイオンによるKINUJOならではのウル艶仕上げは健在。
注意点としては、海外対応ならではのACアダプタがつきますが、コンセント側なため使用中に重さが気になることはほとんどありません。

「ドライヤーは結局、使いやすくて仕上がりが良ければ十分」そんなシンプルな正解を求める方にKINUJO Dryer Voyageは強くおすすめしたいモデルです。
関連記事:絹女の新作ドライヤーを美容師が口コミ評価!Voyageが海外対応だけでなく前作よりおすすめの理由
>> 【公式】海外対応KINUJOドライヤー Voyage(ボヤージュ)【1年保証】はこちら
ネット通販でKINUJO(絹女)ドライヤーを買うなら「髪との暮らし。」がおすすめ

KINUJO(絹女)のドライヤーはとても人気が高いため、残念ながら大手通販サイトでは正規ルート以外から流通した保証対象外品が出回っていると公式からも注意喚起されています。
もしそうした商品を誤って購入してしまうと、初期不良や不具合があっても保証が受けられない…というリスクも。せっかくの高級ドライヤーだからこそ、安心できる正規ルートから手に入れることが大切です。
その目印となるのが、公式が定める下記の認証マーク。(右側)

※2025年6月に絹女正規店の認証マークが変わりました。2025年6月2日以降に旧認証マーク掲載店は非正規店で保証対象外になるのでご注意ください。

当ショップ 髪との暮らし。 は絹女から認証を受けた正規販売店であり、実際に美容師が使用して納得した Voyage や PROシリーズ を取り扱っています。
ご注文いただいた商品は、丁寧な梱包で送料無料&スピード配送。もちろんメーカー保証1年付きなので、購入後も安心です。
「せっかく買うなら確実に正規品を、しかも安心サポート付きで」そんな方は、ぜひ当ショップ「髪との暮らし。」をご利用くださいませ。
>> 【公式】海外対応KINUJOドライヤー Voyage(ボヤージュ)【1年保証】はこちら
KINUJO PRO(絹女プロ)ドライヤーはどこで買える?

KINUJO PROシリーズは、美容師のために特別に設計されたプロフェッショナル専用モデル。そのため、一般向けの公式オンラインストアでは販売されていません。
では一般の方は購入できないのかというと、そうではありません。絹女が正式に認証した「Pro製品取扱い正規販売店」であれば、一般のお客様でも安心して手に入れることができます。
注意したいのは、Amazonや楽天などの大手通販サイトで見かける「絹女プロ」は、すべて非正規ルートの商品だということ。

上記はいくら“正規品”と記載があってもメーカー保証は一切受けられず、万が一の初期不良や故障の際にサポートがないリスクを伴います。(KINUJO公式にも確認済みです)
そして1年保証ありの100%正規品を購入する際の「目印」になるのが、KINUJO公式が定めた 「PRO認証店マーク」↓
※認証マークには「ショップ名」「認証番号」が記載されています
また当ショップ「髪との暮らし。」は、KINUJO Pro正規販売認証店(認証番号:400007)として登録されており、メーカー保証1年付きで100%正規品を送料無料でお届けしています。
本物のKINUJO PRO Dryerを保証付きで使いたい方は、正規認証店である当店からお買い求めくださいませ。これまで多くのお客様への販売・サポート実績もあり、安心してご利用いただけます。
\ 送料無料&丁寧梱包で素早くお届け!/
>> 【公式】KINUJO Pro Dryer(絹女 プロドライヤー)【1年保証】はこちらから
Expert Advisor Profile
記事の監修者 | 大脇貴志 |
プロフィール |
髪との暮らし。の監修美容師。普段は三重県の訪問美容室Ringoとしても活動しており、個人宅や介護施設にて美容室のメニューを提供中。 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ&コスメライター、化粧品成分検定上級スペシャリスト取得済。 |