- WRITER - 大脇貴志 / 髪との暮らし。認定美容師 三重県の訪問美容室Ringo代表。美容家電が大好きで、実際に使ってきたヘアアイロンやドライヤーをレビューした、美容メディアのヘアーチルドレンを運営しています。 |
ここ数年、数万円を超える“高級ヘアアイロン”が次々と登場していますが、種類が多いため「どれを選べばいいのか分からない」「結局わたしにあうおすすめモデルは…?」と悩む方も少なくありません。
ただネットでおすすめされる高級ヘアアイロンは、実際に使ったわけではないけれど“大人の事情”でおすすめ!として紹介されていたりするので、一概に信用するわけにはいきませんよね。
なので今回は、実際にヘアアイロンを用意して使い込んできた私だからこそ伝えられる"本当の話"をまとめます。
アイロン選びに悩んでいる方、記事によっておすすめ商品が異なるから選ぶに選べない!という方、非常に参考になるかと思います。
一つ一つ丁寧に読まなくても大丈夫なように記事を作りましたので、流し目でも構いませんので是非お気軽に最後までご覧ください。
高級ヘアアイロンを選ぶときの要チェックポイント

高級ヘアアイロンと聞くと「髪にやさしい」「傷みにくい」といったイメージを持たれるかもしれません。
しかし必ずしも「高級=傷みにくい」とは限らず、一番大切なのは「使い方」です。正しい使い方を守らなければ、どんな高級モデルを選んでも髪のダメージは避けられません。
だからこそ、自分の髪質に合った“正しい使い方”がしやすいアイロンかどうかを意識して、下記3つをチェックしてみてください。
- どんな髪質に合ったプレート設計か
- 温度調節幅と刻み幅
- プレートのクッション性能
どんな髪質にあったプレート設計か

高級ヘアアイロンといっても、それぞれ独自のプレート設計があり、相性の良い髪質や仕上がりイメージは大きく変わります。
\ プレートによる相性例 /
- ダメージレスやうるおい感を重視 → 絹女やリファのような、水分が抜けにくいプレート設計モデル
- 強い癖をしっかり伸ばしたい → 水分を効率よく飛ばせるプレート設計モデル
- 時短で一気に仕上げたい → 面積が広いワイドプレートモデルが便利
上記のように、プレートの特性が自分の髪質やヘアスタイルにあっているかを確認すると失敗しにくいです。
温度調節幅と刻み幅

高級ヘアアイロンを検討している方は、髪をきれいに保ちたいという意識が高いはず。
そこでプレート構造やメーカー独自の技術も重要ですが、それ以上に注目してほしいのが 温度調節幅と刻み幅です。
実際、アイロンの使い方で特に大切なのは温度設定で、どんなに高級モデルでも、高温で何度も同じ部分を通せば髪は傷みます。(逆にリーズナブルな機種でも、低めの温度で丁寧に扱えばダメージを抑えられます)

目安としては、髪は130℃を超えるあたりから熱変性が起こりやすくなるため、ダメージレスを重視するならより低温で使えるモデルを選ぶのがおすすめです。
さらに、温度は10℃違うだけでも仕上がりに差が出やすいため、10℃未満で細かく調整できるモデルを選ぶと、髪質やスタイルに合わせやすく失敗も少なくなります。
関連記事:美容師がおすすめする痛まないヘアアイロン15選【ヤラセなし】
プレートのクッション性能

意外と他のメディアではあまり触れられていませんが、ヘアアイロン選びで実はとても重要なのが 「プレートのクッション性能」 です。
クッション性能とは、プレートの両端を指で押すと沈み込む構造のこと。

イメージとしては「カメラの手ぶれ補正」のようなもので、アイロンを挟む角度が多少ズレても自然に補正してくれる役割があります。
本来、ストレートアイロンは髪に対して「平行」に当てるのが基本ですが、美容師のように慣れていないと角度がズレやすく、アイロンの跡が残ったり、不自然なカクつきが出てしまうことも。

そんな失敗を防いでくれるのがクッションプレートで、多少のズレなら補正して髪にフィットするため「自分でも上手くできた!」と感じやすい大きなメリットがあります。
高性能なカメラでも構図やピントが合っていなければ美しい写真が撮れないように、ヘアアイロンも使い方やクッション性能で仕上がりに大きな差が出ます。

だからこそ、特にヘアアイロン初心者さんやスタイリングに自信がない方は、プレートのクッション性能を必ずチェックしましょう。
関連記事:ヘアアイロン初心者におすすめ!失敗しない選び方や人気モデルを7つ紹介!
本記事では、紹介している全モデルのクッション性能も4段階(◎○△×)で比較していますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
【価格帯順】人気 高級ヘアアイロンの比較表
市場で人気の高級ヘアアイロンを主にピックアップしています。(高価格帯から順に並べています)
\ 気になるモデルをタップで解説欄へ /
商品名 | 価格(税込) | 温度幅 | クッション性 | プレート幅 | 立ち上がり | 重さ(公式参照) | 海外対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ヘアビューロンシリーズ |
約15〜5万前後 | 40〜180℃ | × | 21mm | 遅い | 約450g前後 | ○ |
![]() ADST(アドスト) DS2 |
4万前後 | 60〜180℃ | × | 24mm | 早い | 約290g | × |
![]() パナソニック ナノケア (EH-HN50) |
¥34,000前後 | 130〜200℃ | △ | 24mm | 早い | 約430g | × |
![]() リファ パワーストレート |
¥33,000 | 120〜200℃ | △ | 38mm | 早い | 約425g(コード込) | ○ |
![]() 絹女プロ (KINUJO Pro) |
¥28,000 | 50〜220℃ | ◎ | 24mm | かなり早い | 約235g(本体のみ) | × |
![]() SHARP (IB-S8000) |
¥25,000前後 | 120〜200℃ | △ | 24mm | 早い | 約420g | ○ |
![]() ラディアント |
¥24,200 | 130〜220℃ | ◎ | 28mm | かなり早い | 約238g(本体のみ) | × |
![]() 絹女 |
¥24,200 | 130〜220℃ | ◎ | 28mm | かなり早い | 約245g(本体のみ) | × |
![]() ヤーマン |
¥24,200 | 120〜180℃ | △ | 24mm | 早い | 約260g(本体のみ) | ○ |
![]() リファ |
¥23,000 | 140〜220℃ | ○ | 24mm | かなり早い | 約325g(コード込) | ○ |
![]() パナソニック ナノケア (EH-HS0J) |
¥18,000前後 | 130〜200℃ | ○ | 24mm | 早い | 約380g | ○ |
![]() ケアレクト by プリュスオー |
¥17,600 | 60〜220℃ | ○ | 25mm | かなり早い | 約325g | ○ |
ヘアビューロンストレートシリーズ 約15〜5万前後

商品名 | ヘアビューロンストレート |
価格 | 107D / ¥156,200(税込) 27D / ¥104,500(税込) 7D / ¥71,500(税込) 4D / ¥49,500(税込) |
温度幅 | 40〜180℃(7段階調節) ※40/80/100/120/140/160/180℃ |
プレート幅 | 21mm×98mm / 4D |
重さ | 約450g前後 |
コードの長さ | 2M |
プレートの特徴 | 独自のバイオプログラミング搭載 |

高級ヘアアイロンの先駆け的存在として知られるのが、リュミエリーナのヘアビューロンストレートシリーズ 。
独自のバイオプログラミング技術を搭載し、仕上がりのまとまりや髪を触ったときの質感の良さが支持されています。
ラインナップも幅広く、人気の4D Plusは約5万円、さらに最上位の107D Plusに至っては約15万円と価格帯も群を抜いており、まさに高級アイロンの代表格といえるでしょう。

一方で、全モデル共通の弱点として「立ち上がりが遅い」「プレートの隙間やクッション性の低さ」「本体の重さ」などがあり、操作面ではデメリットの多さが気になるところ。
また、上位モデルの価格差に対して仕上がりの違いを実感しにくいという声も少なくなく、コスパを重視するなら4D Plusがバランスが良く選びやすい印象も。
とはいえ、ヘアビューロンならではの独特の質感に価値を感じる方にとっては、唯一無二の1台となるはずです。
関連記事:リファとヘアビューロンはどっちがいい?人気高級ヘアアイロンの違いを美容師が徹底比較!
ADST(アドスト) ¥40,000前後

商品名 | ADST DS2 |
価格 | 4万前後 |
温度幅 | 60〜180℃(5℃調節) |
プレート幅 | 24mm×90mm ※19mm幅・38mm幅もあり |
重さ | 約290g |
コードの長さ | 2.6M |
プレートの特徴 | 水分を抜きやすく、癖をしっかり伸ばせるプレート設計 |

ADST(アドスト) は、プロの現場で10年以上にわたり愛用されてきたストレートアイロンの定番モデル。
特にDS2は上位機種として知られ、美容師が施術で使っている様子をSNSや動画で目にしたことがある方も多いかもしれません。
現場では縮毛矯正の施術で使われやすく、プレートに施された独自の溝加工で髪内部の水分を効率よく飛ばし、細かく強い癖もしっかりと伸ばせるのが最大の特徴。

さらに5℃刻みでの温度調整や軽量ボディによる扱いやすさもあり、前髪・もみあげ・襟足といった繊細な部分の仕上げにも相性抜群。
一方で、癖を強力に伸ばしやすい反面、水分を抜きやすい構造とクッション性のないプレート特性から、使用方法を誤ると髪に負担をかけやすい点には注意が必要です。
プロ仕様らしい攻めの仕上がりを求める方には適していますが、髪へのやさしさを重視する方には扱いに注意が必要なモデルです。
関連記事:ラディアント、絹女プロ、ADSTを比較!3つのプロ用ヘアアイロンの違いとおすすめを美容師が解説
パナソニック ナノケア ( EH-HN50) ¥34,000前後

商品名 | パナソニック ナノケア ※EH-HN50 |
価格 |
¥34,000前後 |
温度幅 |
130〜200℃(5段階調節) 130/155/170/185/200 |
プレート幅 | 24mm×90mm |
重さ | 約430g |
コードの長さ | 1.7M |
プレートの特徴 | 独自の高浸透ナノイー搭載 |

パナソニック ナノケア(EH-HN50) は、ナノケアシリーズの中でも最上位にあたるモデルです。
パナソニック独自の高浸透ナノイーを搭載し、仕上がりの艶感やしっとり感をより体感しやすいのが特徴。
また従来機種に比べて癖も伸ばしやすく、ナノケアの進化版として位置づけられています。

ただ前モデルの EH-HS0J(2万円弱) と比較すると、仕上がりや癖の伸び具合に大きな差は感じにくい印象もあり。
さらに最上位モデルのEH-HN50は3万円を超える価格帯に加え、本体が重く操作性も前作に劣る部分があるため、コスパや扱いやすさを考えると前モデル( EH-HS0J)の方が満足度は高いかもしれません。
>> パナソニック ナノケア EH-HN50の商品ページはこちら
リファパワーストレート ¥33,000(税込)

商品名 | リファパワーストレートアイロン プロ |
価格 | ¥33,000(税込) |
カラー | ホワイト・ブラック |
温度幅 | 120〜200℃(20℃調節) |
プレート幅 | 38mm×100mm |
重さ | 約425g(コード込) |
コードの長さ | 2.5M |
プレートの特徴 | 38mm幅のワイドプレート &水分蒸発しにくいプレート加工 |

リファパワーストレートアイロンプロ は、プレート面積が(従来モデルと比べて)約1.7倍のワイド設計(38mm幅)となったモデル。
独自の水分蒸発を抑えるプレートはそのままに、ロングヘアーを艶のあるストレートに一気に仕上げられるのが魅力で、とにかく時短でまとまり髪を作りたい方におすすめの1台。

ただし、温度調整は20℃刻みのため細かい設定ができない点や、プレート幅が大きい分、前髪やフェイスラインなどの細部には使いにくいというデメリットも。
さらに、本体を閉じる際に手の肉を挟みやすい構造(画像部分)のため、使用時はグリップの持ち方に注意してほしいところ。
ワイドプレートによるスピード感は他にはない強みなので、ロング〜スーパーロングヘアーで時短×うる艶仕上げを重視する方におすすめです。
>> リファパワーストレートアイロンプロの商品ページはこちら
絹女プロ ¥28,000(税込)

商品名 | KINUJO Pro Straight |
価格 | ¥28,000(税込) |
温度幅 | 50〜220℃(10℃調節) |
プレート幅 | 24mm×90mm |
重さ | 約235g(本体のみ) |
コードの長さ | 3M |
プレートの特徴 | 水分蒸発しにくいシルクプレート搭載 |

うる艶仕上がりで人気の絹女シリーズから、プロ仕様として開発された最上位モデルが 絹女プロ(KINUJO Pro) 。
水分を保ちながら熱を与える独自のシルクプレート設計は継承しつつ、耐久性やクッション性、操作性にいたるまで全体的にアップグレードされています。
プレート幅は一般的な24mm幅で、ワンカールから前髪のアレンジ、ショートからロングヘアーまで幅広く対応可能。さらに最低50℃から使えるため、低温で髪を優しく整えるスタイリングも叶います。

知っておきたいデメリットとしては海外対応していない点くらいで、それ以外は総合的に見ても完成度が高く、筆者としても今から選ぶならまずおすすめしたい1台です。
ただし、一般流通はなく KINUJO Pro正規認証店のみでの販売 となるため、購入時には販売ルートをしっかり確認する必要があります。
SHARP (IB-S8000) ¥25,000前後

商品名 |
シャープ ストレートヘアアイロン |
価格 | ¥25,000前後 |
カラー | ホワイト・ブラック |
温度幅 | 120〜200℃(20℃調節) |
プレート幅 | 24mm×90mm |
重さ | 約420g |
コードの長さ | 1.7M |
プレートの特徴 | シャープ独自のプラズマクラスターイオンを搭載 |

SHARP IB-S8000 は、シャープ独自のプラズマクラスターイオンを搭載したヘアアイロン。
本体サイドから風(プラズマクラスターイオン)がシューッと出る仕組みになっており、スタイリングしながら髪をクールダウンできるのが大きな特徴。(音はやや大きめ)
そのため低めの温度でも癖を伸ばしやすく、熱によるダメージを抑えたい方に向いています。

一方で、本体が大きく重ためなことや、プレートの開閉角度が狭く毛束を挟みにくいなど、操作性の面では扱いづらさを感じることも。
また、他の高級アイロンと比べるとダメージ毛やカラー毛では毛先がややパサつきやすい印象もありました。
「熱ダメージを抑えながら使いたい」というニーズには合いますが、仕上がりの質感や操作性を重視する方は他モデルと比較検討して選ぶのが安心です。
>> SHARP ストレートヘアアイロン IB-S8000の商品ページはこちらから
絹女 ¥24,200(税込)

商品名 | 絹女 〜KINUJO〜ストレートアイロン |
価格 | ¥24,200(税込) |
温度幅 | 130〜220℃(10℃調節) |
プレート幅 | 28mm×100mm |
重さ | 約245g(本体のみ) |
コードの長さ | 2.5M |
プレートの特徴 |
28mm幅の大ぶりなプレート &水分蒸発しにくいシルクプレート搭載 |

髪の質感をワンランク上げたい方に人気なのが 絹女(KINUJO)ストレートアイロン です。
最大の特徴は独自開発のシルクプレートで、高温でも水分が抜けにくく、毛先までしっとりまとまりやすい仕上がりをつくりやすいこと。(ヘアカラーの退色防止にも◎)
プレート幅は28mmと少し大きめで、一束をしっかりと挟めるため、ストンとまとまりのあるストレートスタイルを時短仕上げしたい方に大のおすすめ。

一方でサイズ感があるぶん、前髪やフェイスラインなど細部の調整はやや苦手な面も。
細かい操作や低温での繊細なスタイリングまで求める場合は、同シリーズの絹女プロを選べば間違いなしかと思います。
関連記事:絹女のヘアアイロンはどれがいい?違いとおすすめを全種類使ってきた美容師が教えます
>> 【公式】絹女~KINUJO~ストレートアイロン【1年保証付】の在庫はこちら|髪との暮らし。
ラディアント ¥24,200(税込)

商品名 | ラディアント ストレートアイロン |
価格 | ¥24,200(税込) |
温度幅 | 130〜220℃(10℃調節) |
プレート幅 | 28mm×100mm ※9mm幅、18mm幅、35mm幅もあり |
重さ | 約238g(本体のみ) |
コードの長さ | 3.5M |
プレートの特徴 |
28mm幅の大ぶりなプレート &水分蒸発しにくいシルクプレート搭載 |

プロの現場で愛用されることが多いのが ラディアント(Radiant)。
デザイン自体は絹女と非常によく似ていますが、ざっくり言えば「絹女=一般向け」「ラディアント=プロ向け」という位置づけです。
違いとしては、サロンワークを想定して作られているためコードが長めに設計されていることや、根元までしっかり攻めやすいプロテクトシールが付属していることが挙げられます。

アイロンの性能自体は絹女とほぼ同等で、水分を守りながら熱を伝えるシルクプレートによって、髪はしっとりとなめらかなストレートに。
プレート幅は28mmとやや広めなので、一度に面をしっかり挟め、時短でまとまりのあるストレートをつくれるのが特徴的。
ただし本体がやや大きめのため、顔周りの細部や細かいアレンジを重視するなら、同じプロ仕様の絹女プロの方が小回りが利きおすすめです。
関連記事:ラディアント、絹女プロ、ADSTを比較!3つのプロ用ヘアアイロンの違いとおすすめを美容師が解説
ヤーマン ¥24,200(税込)

商品名 |
ヤーマン スムースアイロンフォトイオンプラス |
価格 | ¥24,200(税込) |
カラー | ゴールド・ネイビー |
温度幅 | 120〜180℃(10℃調節) |
プレート幅 | 24mm×110mm |
重さ | 約260g(本体のみ) |
コードの長さ | 2.6M |
プレートの特徴 | トリプルヒーター設計で、低温でも癖が伸びやすい |

ヤーマン スムースアイロン フォトイオンプラス は、実際に使用してみても「欠点が少ない」という印象を受けるバランスのとれたストレートアイロンです。
プレートにはトリプルヒーターを採用しており、熱が均一に伝わるため温度ムラが少なく、低めの温度でも癖を伸ばしやすく、熱ダメージをおさえたい方にぴったり。

プレート幅は一般的な24mmですが、縦に長めの設計になっているので、一度に挟める毛量が多く、ストレートを短時間で仕上げたい人にも使いやすい本体設計に。
価格帯的には絹女やリファと比較されることが多いモデルですが、飛び抜けた個性というよりは「髪へのやさしさ」「仕上がりの安定感」を総合的に求める方におすすめの1台です。
関連記事:リファ、ナノケア、ヤーマンはどれがいい?ヘアアイロンの違いとおすすめを美容師が徹底比較!
>> ヤーマン スムースアイロンフォトイオンプラスの商品ページはこちら
リファストレートアイロンプロ ¥23,000(税込)

商品名 | リファストレートアイロンプロ |
価格 | ¥23,000(税込) |
カラー | ホワイト・ブラック・ピンク・アイボリー |
温度幅 | 140〜220℃(20℃調節) |
プレート幅 | 24mm×90mm |
重さ | 約325g(コード込) |
コードの長さ | 2.5M |
プレートの特徴 | 水分蒸発しにくいプレート加工 |

高級ヘアアイロンの定番として人気が高いリファストレートアイロンプロ。
独自のプレート構造で水分蒸発を抑えながら熱を伝えるため、髪がパサつきにくく、ダメージ毛でもしっとりまとまりやすい仕上がりをつくりやすくなっています。
さらに、本体が軽量で取り回しやすいのも特徴で、前髪やフェイスラインのニュアンス作り、毛先のワンカールなど、細部のスタイリングにも相性抜群。

一方で注意点としては、温度調整が20℃刻みとやや粗めなことや、癖の強い髪をまっすぐに矯正する力は控えめなこと。
そのため「強い癖をしっかり伸ばす」というよりも、髪へのやさしさを優先しつつ、カラーの色持ちやダメージを抑えたい方におすすめです。
関連記事:絹女プロとリファはどっちがおすすめ?違いをわかりやすく美容師が解説
パナソニック ナノケア(EH-HS0J) ¥18,000前後

商品名 | パナソニック ナノケア ※EH-HS0J |
価格 | ¥18,000前後 |
カラー | ブラック・ホワイト |
温度幅 | 130〜200℃(5段階調節) 130/155/170/185/200 |
プレート幅 | 24mm×90mm |
重さ | 約380g |
コードの長さ | 1.7M |
プレートの特徴 | 水分を抜きやすく、癖をしっかり伸ばせるプレート設計 |

パナソニック ナノケア(EH-HS0J) は、強めの癖をしっかり伸ばしたい方に向いたストレートアイロンです。
ナノケア(EH-HS0J)のプレートには独自の溝加工が施されており、水分を効率よく飛ばしながらテンションをかけて伸ばせる設計。
根元から毛先まで均一にまっすぐにでき、ストレートの持ちもよいため、朝に仕上げたスタイルを長時間キープしやすい点も魅力です。
その一方で、プレートの噛み合わせに甘さがあること、ナノイー効果はあるものの同価格帯の絹女やリファと比べるとダメージ毛では毛先がパサつきやすい印象も。
うるおい感を重視するなら絹女やリファ、癖の伸ばしやすさを求めるならナノケア…というように、「何を優先するか」で選ぶと後悔しにくいです。
関連記事:リファ、ナノケア、ヤーマンはどれがいい?ヘアアイロンの違いとおすすめを美容師が徹底比較!
ケアレクト by プリュスオー ¥17,600(税込)

商品名 | ケアレクト byプリュスオー スムースケアアイロン |
価格 | ¥17,600(税込) |
カラー | ローズミスト・ネイビーブラック |
温度幅 | 60〜220℃(10℃調節) |
プレート幅 | 25mm×90mm |
重さ | 約325g |
コードの長さ | 2.5M |
プレートの特徴 | 独自の水分蒸発しにくいプレート設計 |

こちらは人気シャンプー プリュスオーから登場した注目モデルが、ケアレクトbyプリュスオースムースケアアイロン。
独自のプレート設計で水分の蒸発を抑え、ダメージやパサつき、カラーの退色を軽減しやすい他、60℃からの低温設定で髪質やダメージ状態にあわせやすい点も魅力。
そして価格は、絹女やリファよりリーズナブルな17,600円(税込)と、完成度の高さは上位モデルと比べても遜色ないレベルです。
一方気になる点をあげるなら、絹女やリファと比較するとクッション性能がやや控えめで、プレートの開閉範囲も狭めなこと。
また使用感としては髪にテンションがかかりやすい挟み心地ため、より髪へのやさしさを優先する方は絹女やリファを検討してみるといいでしょう。
しかし、コスパも髪へのやさしさも両立させたい方には、ケアレクトbyプリュスオーはぴったりの1台です。
>> ケアレクト byプリュスオー スムースケアアイロンの商品ページはこちら
筆者イチ推しのおすすめ高級ヘアアイロンをご紹介!

ここまで市場で人気の高級ヘアアイロンを比較してきましたが、「結局どれが一番いいの?」と迷う方も多いと思います。
そこで美容師として数多くのモデルを使ってきた筆者がイチ推しするのは、絹女プロ(KINUJO Pro Straight Iron) です。

絹女プロはプロ仕様として開発された特別モデルで、従来のシルクプレートによるうる艶仕上げはそのままに、操作性や機能性、耐久性がさらにレベルアップ。
特にプレートのクッション性能(補正効果)が優秀で、多少角度がズレても髪に自然にフィットして綺麗に仕上がります。

結局のところ「価格が高いほど傷まない」わけではなく、一番大切なのは使い方。
その点、絹女プロは補正効果が特に高いため、多少ラフな操作(使い方)でも抜群に美しい仕上がりを叶えやすい設計になっています。

価格は ¥28,000(税込) と(本記事の紹介モデルの中では)中間クラスながら「仕上がりの美しさ」「髪へのやさしさ」「操作性のバランス」が非常に優秀で、コスパ感も抜群。
高価格帯モデルの中でも、特に自信を持っておすすめしたい1台です。
※絹女プロは一般発売がなく、Pro認証店のみで購入可能です。購入方法や注意点は次項でご紹介します。
絹女プロは当ショップ「髪との暮らし。」でも取扱いしております!

絹女プロシリーズは、美容師のために開発されたプロ専用モデル。
そのため、家電量販店や公式オンラインストアでは一切販売されておらず、購入できるのはKINUJOから認証を受けた「Pro製品取扱サロン」や「正規代理店」のみとなっています。
※楽天や一部ECサイトでは非正規ルートで流通した商品も見かけますが、これらはメーカー保証の対象外となるのでご注意ください。(実際にトラブルも多発しており、KINUJO公式からも注意喚起が出ています。)
関連記事:絹女プロの偽物の見分け方は?Amazonや楽天のプロシリーズは全て非正規品なのでご注意ください
そして安心してご購入いただくためには、必ず下記の「Pro製品正規認証店マーク」のある販売店をお選びください。
当ショップ 「髪との暮らし。」はKINUJO Pro正規販売代理店(認証番号:No.400007) です。
✔ 100%正規品の1年保証付き
✔ 丁寧梱包&送料無料で迅速発送
✔ 初期不良や不備があった場合も、メーカー保証がしっかり適用

さらに、保証を受けるには「保証書」と「購入証明書(注文確認メールやレシート)」が必須ですが、当ショップでご購入いただいた場合はすべて揃うため安心です。(当ショップでは注文メールが購入証明書となりますので、大切に保管をお願い致します)
確実に正規品を長く安心してお使いいただくために、絹女プロをお求めの際は、ぜひ当ショップ「髪との暮らし。」をご利用ください。
\ 丁寧梱包&送料無料で素早くお届け!/
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下記では、実際に絹女プロをご購入いただいたお客様レビューも多数掲載しておりますので、あわせて参考にしてくださいませ。
\ 大変ご好評をいただいております!/
>> KINUJO Pro Straight 購入者の口コミ一覧はこちらから
WRITER PROFILE
この記事の執筆者 | 大脇貴志 |
プロフィール |
髪との暮らし。認定美容師。普段は三重県の訪問美容室Ringoとしても活動しており、個人宅や介護施設にて美容室のメニューを提供中。 日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ&コスメライター、化粧品成分検定上級スペシャリスト取得済。 |